この記事では「話しかけても会話が続かない人」にイライラしてしまう理由を考えます。
せっかく話しかけても
- ずっと無言な人
- 「あー」とか「うん」とか曖昧な返事しか言わない人
って少数ながら確実にいると思います。
そういう人に対してイライラするのはなぜなのか解説していきますね。
話しかけても会話が続かない人にイライラする理由
さっそく本題です。
せっかく話しかけたのに会話が全く続かない人にイライラしてしまうのは、相手に自分の存在を無視されているから。
「自分」という存在を相手が無視しているからイライラしてしまうのです。
相手にとって自分が取るに足らない存在だと思われているからこそ、イライラするし「なんだコイツ」と思ってしまいがちなんです。
例えるなら熟語で言うところの
- 暖簾に腕押し
- ぬかに釘
- 豆腐にかすがい
という感じ。
暖簾を押してもほとんど抵抗が無いのと同じように、自分の発言によって相手が何も反応を返さないためにイライラしてしまうんです。
行動したのに無視されるのは精神的なダメージが大きい
で、ただ無視されるだけならまだ良いんですが、ここで問題なのは「自分から行動した」のに無視されること。
自分から話しかけたのに会話が続かないと精神的なダメージが大きいんです。
人は自分から行動したのに無視されることをとても嫌います。
例えば電車でお年寄りに優先席を譲ったとしましょう。
もし無事に優先席を譲ってお礼を言われれば、自分も気持ち良いまま善行を積むことができます。
でも、無視されて勝手に座られたらどうでしょうか。
ちょっとムカっとしませんか?
もちろんお礼を言わなくても何か問題があるわけではありません。
ただ、せっかく行動したのにお礼も何も無いと少しイラッとしてしまうのが人間というものです。
人は行動に対して潜在的に対価を求めてしまいます。
今回の場合は「席を譲る」行動に対して「お礼をされる」という対価を期待しがちなんです。
会話でも同じことが言えて、「自分から話しかける」行動に対して「会話が続く」ということを期待します。
なので、無視など期待に反する行動を取られるとイライラしてしまうんです。
イライラしないためには?(発言に少しでも反応させる)
話しかけても会話が続かない人にイライラするのは「自分を無視されているから」
だからイライラしないためには、相手に自分の存在を認知させる必要があります。
具体的にはクローズドクエスチョンをすることが考えられます。
自分の質問に少しでも反応させることで、無理やり自分と会話させて存在を認知させます。
クローズドクエスチョンとは、答え方が「はい/いいえ」のように二者択一の質問のこと。比較的答えやすい質問なので「話しかけても会話が続かない人」には最適ですよ。
会話が続かない人への対処法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
>>「会話が続かない人」への対処法を5つ紹介します【答えやすい質問をする】
まとめ
話しかけても会話が続かない人にイライラするたった一つの理由は「相手に自分の存在を無視されている」から。
自分に全く興味がなく、対話する気も無いために不快に思ってしまうんです。
発言に少しでも反応させることでイライラしなくなるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。
会話が続かない人の特徴・対処法などについて複数の記事内容をまとめました。
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