この記事では大学でゼミに入らないメリット・デメリットを3つずつ挙げようと思います。
僕は大学でゼミに入って良かったと思う面もあれば、「入らない方が良かったかな、、」と後悔することもありました。
実体験ベースで書くので、「大学でゼミに入るかどうか迷っている」という方はぜひ参考にしていただければ!
初めに大学でゼミに入らないメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
- 時間に余裕ができる
- 卒論を書かなくても良くなる
- 自分の好きな勉強ができる
- 試験・レポートが必要な講義数が増える
- ゼミを通じた新しい人間関係を構築できない
- 「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい
大学でゼミに入らない人もいる
そもそも大学でゼミに入らないことはできるのか、という話からしましょう。
結論から言えば、大学でゼミに入らないことは人によっては可能です。僕の友人にも「ノンゼミ」といってゼミに入らなかった人がいます。
ただ、ゼミに入らないという選択肢は全ての人に与えられるわけではありません。
ゼミで学ぶことが卒業単位数に含まれている場合は、どうやってもゼミに入るしかありません。
この辺りは大学によっても学部によってもバラバラなので、「ゼミって絶対に入らないといけないのかな、、」と疑問に思っている方は履修案内の資料をもう一度確認しておきましょう!
以下では
- ゼミに入らないという選択肢はある
- でも、あえてゼミに入らない場合
のメリット・デメリットについて解説していきます。
大学でゼミに入らないメリット
大学でゼミに入らないメリットはこの3つ。
- 時間に余裕ができる
- 卒論を書かなくても良くなる
- 自分の好きな勉強ができる
メリット①時間に余裕ができる
おそらく一番のメリットは「時間に余裕ができる」こと。
ゼミって普段の講義の拘束時間も長いし、ゼミの発表のために準備することもあるので、結構時間が必要です。
その時間をまるまる他のことに使えるのは大きなメリットだと思います。
サークルやアルバイトに使うもよし、自分の好きな勉強に使うもよし。
有効活用できるのであれば、ゼミに入らないという選択肢もありだと思いますよ。
あと、夏合宿やコンパなどに行かないで済むというのも人によっては良いポイントかもしれません。
僕は仲の良い友人との旅行とか飲み会とかは好きですが、若干距離のある人との飲み会は本当に苦手で。
コンパとかもあんまり好きでは無いので、ゼミのコンパはとても大変な時間でした。
人付き合いが得意でない方はゼミに入らない方が気が楽かもしれませんね。
メリット②卒論を書かなくても良くなる
2つ目のメリットは「卒論を書かなくても良くなる」こと。
これはもしかしたら大学によって異なるかもしれませんが、少なくとも僕の大学ではゼミに入らなければ卒論を書く必要はありません。
卒論って4年生の1年間をかけて準備するものなので、めちゃくちゃ大変ですよね。
その卒論にかける労力と時間を他のことに使えるのは結構良いんじゃないかなと思います。
あ、もちろんただダラーっとしてるだけだともったいないので、何か「これをやる!」と決めて取り組むといいですよ。
メリット③自分の好きな勉強ができる
ゼミに入らないメリット3つ目は「自分の好きな勉強ができる」こと。
ゼミに入るとどうしても一つの専門分野に特化して勉強しますよね。
例えば僕は法学部なので、憲法のゼミに入ったら憲法のことを狭く深く学ぶ必要があります。
他の分野である民法や刑法はあまりやらずに、憲法に特化した勉強が必要です。
それは良いことだし、専門性を深めるという意味は十分にあると思います。
でも「自分はこれを学びたい!」という分野が決まっていない状態で、「とりあえずゼミに入っておくか」という軽い気持ちでゼミを決めてしまうと、後から「本当はあの分野を深めたかった、、」と後悔することになりがちなんです。
だから興味のある分野がまだ確定していないのであれば、ゼミに入らずにいろんな分野を見て回ることも一つの選択肢なんじゃないかなと思います。
大学でゼミに入らないデメリット
さて、ここからは大学でゼミに入らないデメリットをお伝えします。
具体的にはこの3つ。
- 試験・レポートが必要な講義数が増える
- ゼミを通じた新しい人間関係を構築できない
- 「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい
デメリット①試験・レポートが必要な講義数が増える
1つ目のデメリットは「試験・レポートが必要な講義数が増える」こと。
たいていの場合ゼミは出席や発表に重点が置かれているので、試験やレポートなしに単位を取得できることが多いんです。
だからゼミに入らない場合は他の講義で必要単位数を確保しないといけないので、
ゼミに入った人よりも試験・レポートが必要な講義数が増えてしまいがちです。
その分「メリット③自分の好きな勉強ができる」のように自分にとって良い点もありますが、一応気をつけないといけない点かなと。
デメリット②ゼミを通じた新しい人間関係を構築できない
2つ目のデメリットは「ゼミを通じた新しい人間関係を構築できない」こと。
ゼミでは普段の講義の時間だけでなく、コンパや合宿など他のゼミ員と関わる機会が多くあります。
それらのゼミ活動を通じて仲良くなるケースが多いので、ゼミに入らないと「新しい人間関係を構築する」チャンスを失うことになります。
特に大学内で友人を作るチャンスは入学初期(5月ぐらいまで)か、サークルの同期かぐらいしか無いので、
友人を作るチャンスを逃したくは無いところです。
まあもちろん人付き合いが苦手な人は「新しい人間関係を構築できること」をメリットだとは思わないでしょうが、、
「ゼミに入るタイミング」が友人を作る良い機会だということは認識しておくべきだと思います。
デメリット③「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい
デメリット3つ目は就活で僕が感じたこと。
「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい
僕は就活で「あなたの専門は?」みたいな質問をよくされたんです。
おそらく「最近の大学生は遊んでばかりで勉強していない?」みたいなイメージを持っている面接官が多くて、
「専門的な学びを聞いて、ちゃんと勉学に励んでいたかを知りたい」という意図で質問していたんだと思います。
こういうとき僕は所属しているゼミの内容を話せばよかったんですが、
「もしゼミに入っていなかったら何を話したらいいんだろう、、」と少し悩んでしまいました。
だからこの「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい、というのはゼミに入らない大きなデメリットなんじゃないかなと思います。
もちろん自分の中で専門をバシッと決めておけば問題ありませんが、
それでも「ゼミに入っていないこと」は伝えないと話が通らないので、結構気にしないといけないことかもしれません。
ゼミに入らないなら「自分が大学で学んだことは何か」簡単に話せるようにした方がいいですよ!
まとめ
大学でゼミに入らないことのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
- 時間に余裕ができる
- 卒論を書かなくても良くなる
- 自分の好きな勉強ができる
- 試験・レポートが必要な講義数が増える
- ゼミを通じた新しい人間関係を構築できない
- 「専門は何?」と聞かれた時に答えにくい
ゼミに入るかどうかは大学生活に大きく影響するので、メリット・デメリットを比較して
「自分は入った方が良い?それとも入らない方が良い?」と、しっかりと考えておくことをおすすめします。
こんにちは、渋沢です。