この記事ではサークルについて語ろうと思います。
ぼくはいま大学4年生で、大学生活ほとんどをサークル活動に費やしていました。
サークル選びは大学生活を左右すると言っても過言ではないので、ぜひ参考にしてください。
サークルはいくつ入るべき??
はじめに結論を言えば、ぼくのおすすめは「学術系+2つ」のサークルに入ること。
とはいっても「学術系ってなんぞや?」って感じだと思うので、学術系サークルの定義から解説します。
あ、その前にそもそも「サークルとは何か」から説明していきますね。
サークルとは何か
サークルは「〇〇をしたい」「〇〇が好き」と思う人が集まる団体のこと。
高校で部活に入っていた人なら、部活をゆるくしたようなイメージを持つと良いですね。
全てに当てはまるわけではありませんが、ほとんどのサークルは部活よりもゆるいです。
サークルは大学生活の中心にあるものなので、「どうしても入りたくない!」と言う人以外はサークルに入ることをおすすめします。
でも、サークルに入らない人も一定数いるので、入らないという選択肢もありです。
サークルに入らないことを「ノンサー」と言ったりしますね。
サークルの種類は大きく分けて3つある
サークルの種類は大きく分けて3つ。
- 文化系
- 学術系
- 運動系
学術系は文化系に含まれたりしますが、ここでは区別しています。
・文化系のサークル
文化系サークルはバンド、合唱、国際研究、英語研究、デザイン、文化祭実行委員会などなど。
いわゆる高校の文化部のイメージです。
やっていることも人数もバラバラなので一概には言えません。
一つ言うならサークルによってやる気のある人、ない人の差が激しいということ。高校までの部活とは違って拘束力がないのでどうしても差が生まれてしまいます。
これを
- 「気楽にできる!」とプラスに捉えるか
- 「どうせだったらしっかりとやりたいんだけど…」とマイナスに捉えるか
は人それぞれです。
やりたいことがもう決まっているなら、その内容のサークル活動にいくつか顔を出してみて、雰囲気を感じてみることをおすすめします。
・学術系のサークル
学術系サークルとは文化系サークルの中でも「学問」に特化したサークルのこと。
具体的には
- 法律学
- 政治学
- 経済学
あたりの分野に特化したサークルが多いですね。
学術系のサークルはやっぱりその学問を専門にしている学生の割合が多くて、
- 法学 → 法学部
- 政治学 → 政治学部
- 経済学 → 経済学部
がサークル員の大部分を占めます。
特徴としては人数が多いこと。数あるサークルの中でも屈指の人数を誇ることが多いです。
人数が多いと友達・知り合いも多くなるので横のつながりが確保できます。
もし自分の所属する学部に学術系サークルがあるなら、籍だけでも入れておくのはかなりおすすめです。知り合い・友達を増やす目的でも使えますし。
長く続いているサークルも多く、そういうサークルはOBとのつながりも強いですね。就活で役立つこともあるかもしれません。
・運動系のサークル
運動系サークルはテニス、ダンス、バスケ、フットサルなど。
いわゆる高校の運動部ですね。
活動内容が似ているものに「体育会」があります。
運動系と体育会の違いは
- 運動系:ゆるい高校の部活
- 体育会:まさに高校の部活
といった感じ。
「高校の部活と同じくらいちゃんとやりたい」という人は体育会。
「もう少しゆるい方がいい」という人は運動系サークルを選びましょう。
サークルは入った方がいいの??
さて、そもそもサークルには入った方がいいのでしょうか。
ぼくは絶対に入るべきだと考えています。
理由としてはこの2つ。
- 人間関係が広がる
- 試験対策になる
サークルに入るべき理由①人間関係が広がる
1つ目の理由は「人間関係が広がる」こと。
よく言われることですが、大学で友人を作ることは本当に難しいんです。
なぜなら高校までとは違って人によって時間割が異なるから。毎回毎回、違う教室で講義を受けていたら仲良くなるのは難しいですよね。
なので、年度のはじめにあるガイダンスなどで友人を作ることをおすすめしますが、見知らぬ人に話しかけるのって結構勇気が必要です。
だからこそ「サークルに入る」ことをきっかけにして友人を作り、人間関係を広げましょう!
サークルに入るべき理由②試験対策になる
大学の試験というのは情報戦です。
過去問や講義の情報を持っていないととめちゃくちゃ大変なんです。もちろん過去問に頼りきりになってしまうのは良くないことですが…
でも「過去問が手に入っていればもっと効率的に勉強できたのに…」と後悔するのは、なんだか嫌ですよね。
だからこそ情報を集める手段が必要。
サークルに入れば先輩や同期からの情報で、過去問や講義の情報を集めることができます。
とくに学術系サークルであれば試験直前に「試験対策プリント」を配布したりもするので、それを目当てに入会する人もいるぐらい。
まあ試験直前になってから顔を出す人もかなり多くなるんですけどね…
サークルに入るデメリット
一方でデメリットも考えられます。
それは勉強がおろそかになる可能性があること。
学生の本分は勉強です。サークルが原因で単位を落としたり、留年したりしてはまずいですよね。
だから、勉強に集中したいという人はサークルに入らないことも十分考えられます。
個人的には勉強を優先させたい人にも学術系サークルをおすすめします。
なぜ入るサークルは「学術系+2つ」がベストなのか
さて、ここまでサークルのメリット・デメリットをまとめましたが、ここで最初言ったことに戻りましょう。
ぼくは「学術系+2つ」のサークルに入ることがおすすめだと言いました。
この理由は大きく分けて3つ。
- 試験対策ができる
- 人間関係のリスクを回避できる
- 4つもサークルに入るのは大変
順番に解説しますね。
理由①試験対策ができる
これは学術系サークルに入るべき理由。
さっきも言いましたが、学術系はたくさんの人が入っているサークルが多いので講義に関する情報が簡単に手に入ります。
また普段のサークル活動でも必修の講義の内容を扱ったりするので、普段のサークル活動でも勉強を進めることができます。
メリットだらけなので、学術系サークルには必ず入っておきましょう!
理由②人間関係のリスクを回避できる
これは学術系以外に2つのサークルに入るべき理由。
正直な話、学術系だけでも十分ではあるんです。学術系サークルだけでも「人間関係を広げる」「試験対策」は達成できますし。
でも、それだととてもリスキーで。
サークルで最も重要なのは人間関係です。もし、めちゃくちゃやりたいことがあったとしても、そのコミュニティに大嫌いな人がいたらやる気がなくなっちゃいますよね。
だからこそ何個かのサークルに入って、コミュニティを広げる必要があります。
人間関係は本当にささいなことで崩れ去ります。
でもコミュニティを複数持つと、一つのコミュニティに固執しなくて済むようになるので精神安定上とても良いんです。
もし入りたいサークルが複数個ないという人は、アルバイトでもいいと思います。バイト先で友人を作れば複数のサークルに入るのと同じような効果が得られますよ。
理由③4つもサークルに入るのは体力的に大変
人間関係のリスク回避のためであれば、入れるだけ入った方が良い気もします。
それは実際そうで、何個も入っている人もたまにいます。
でもサークルの掛け持ちはかなり大変。
例えば4つのサークルに入ってそれぞれ週1で活動に参加、週2でアルバイトをしたらそれだけで6日間です。冷静に考えて体が持ちませんよね。
だから入るサークルは3つ以下にすることをおすすめします。
あ、もちろん体力に自信がないという人は2つでもいいと思いますよ。ぼくも最初は3つ入っていましたが、途中でやめてしまいましたし。
まとめ
この記事ではサークルの選び方について解説しました。
ぼくはサークルに入って本当によかったと思っているので、ぜひあなたもサークルに入って楽しい大学生活を送ってください!