この記事では「レポート用紙はルーズリーフで代用できるのか?」という話をします。
以前「講義メモはルーズリーフではなく、レポート用紙に書いた方がいいよ!という記事を書きました。
そしたら「レポート用紙 ルーズリーフ 違い」と検索して記事にアクセスする人が多くいらっしゃいまして、、
上の記事内容では疑問が解消されないので、今回新しく記事を書くことにしました。せっかくアクセスしてくれたのに申し訳ないですし。
で、結論から言えばルーズリーフはレポート用紙の代わりにはなりません。
レポートを書くなどで、レポート用紙が必要な時にルーズリーフは使えません。
ただ逆にルーズリーフが必要な時にレポート用紙を使うことは可能です。
これはレポート用紙とルーズリーフには2つの違いがあるから。
- ファイリングする穴の有無
- 両面使えるかどうか
詳しく説明していきますね。
レポート用紙とは?
まずレポート用紙とは何かについて。
その名の通りレポートを書くための用紙です。高校大学などでレポートを提出する時に使われますね。
特徴としてはこんな感じ。
- ノートとは違って1枚1枚が独立している
- 表面にだけ罫線(文字を書きやすくするためのライン)がある
- 裏面は白紙
ルーズリーフとは?
授業のメモを書くのによく使われるのがルーズリーフ。
特徴としてはこんな感じ。
- バインダーに綴じるための穴が空いている
- 両面ともに罫線が書かれているため、両面とも記入できる
レポート用紙とルーズリーフの違いは何?
さて、それではレポート用紙とルーズリーフの違いは何でしょうか?
大きく異なるのはこの2点です。
- ファイリングする穴の有無
- 両面使えるかどうか
- レポート用紙:穴が無くて片面しか使えない
- ルーズリーフ:穴があって両面使える
ということですね。
レポート用紙は穴が無くて片面しか使えないので、まとめてホッチキスで止めるとパラパラと読みやすいという特徴があります。
ただ逆に、普通の紙よりも同じ文章量に対して必要になる枚数が多いので、金銭的な負担が大きいという面もありますね。
またルーズリーフは穴があって両面使えるので、バインダーに入れておけて、かつ使う枚数をレポート用紙よりも減らすことができるという特徴があります。
ただ逆に、バインダーに入れておかなければ穴が空いている意味がないという面もあります。
レポート用紙とルーズリーフは使用目的が異なる
つまり、この2つは使用する目的が違って
- レポート用紙:誰かに渡すもの
- ルーズリーフ:自分で保管するもの
ということなんです。
考えてみればレポート用紙を使用するのは、レポートを書く時です。
レポートは書いた後に誰かに提出するので、自分で保管するのではなく渡すことがメインとなります。
だから読みやすいように片面しか記入できないようになっていて、かつ不要な穴も空いていないんです。
反対にルーズリーフを使用するのは授業のメモを残す時。
授業メモは誰かに提出するのではなく、自分で保管することがメインの使い道になります。
だから簡単に綴じられるように穴が空いていて、かつ少ない枚数で済むように両面使えるようになっているんです。
レポート用紙をルーズリーフで代用するべきではない
こんな風に使用意図が異なるので、レポートを書く時はレポート用紙をルーズリーフで代用するべきではありません。
レポート用紙の代わりにルーズリーフを使ってしまうと、「穴が空いているけどバインダーに綴じられていない」という不可解な状況が起こってしまいます。
それにルーズリーフを両面書いてしまうと、書いてある文章を見比べる時にとても大変です。
少ない枚数で済むのでお財布には優しいですが、提出する相手のことを考えると、
レポートを書く時はおとなしくレポート用紙を使うべきだと思います。
ちなみに、逆は可能です。
ルーズリーフの代わりにレポート用紙を使うことは十分できます。
実際僕は講義メモを取る時はルーズリーフではなく、レポート用紙を使っていました。
ルーズリーフは提出する物では無く、自分だけで管理する物なので自分が使いたい方を選ぶべきだと思います。誰かに迷惑をかけるわけではないですし。
こちらの記事で詳細を書いているので気になる方はぜひ。
まとめ
レポート用紙とルーズリーフの違いはこの2点。
- ファイリングする穴の有無
- 両面使えるかどうか
使用意図はこんな感じ。
- レポート用紙:誰かに渡すもの
- ルーズリーフ:自分で保管するもの
そのため、レポートなどでレポート用紙が必要な時にルーズリーフは代用できません。
ただ逆にルーズリーフの代わりにレポート用紙を使うのは、誰かに迷惑をかけるわけではないのでOKですよ。
こんにちは、渋沢です。