この記事では面接で最初に話すことの多い、「自己紹介」についておすすめのフレームをご紹介します。
面接では
といきなり言われるのであらかじめ準備をしていかないと正直とまどってしまいます。
そのためこの記事を読んで、しっかりと準備してから面接に挑みましょう!
就活での自己紹介の具体例(1分 ver.)
さっそくぼくが使っていたフレームをご紹介します。
①私、〇〇大学△△学部の□□と申します。
②大学では〜〜を研究するゼミナールに所属しています。
[研究分野について少し話す]
③また学業以外では〜〜サークルに所属しています。
[サークルについて少し話す(サークルの代わりにアルバイトに触れてもOK)]
④本日はどうぞよろしくお願いいたします。
こんな感じです。
僕は全体をだいたい1分ぐらいで話せるように調整していました。なのでそのぐらいの時間が目安ですね。
次に、部分に分けて細かく解説していきます。
①私、〇〇大学△△学部の□□と申します。
一人称は必ず「私」を使ってください。
女性の方は大丈夫だと思いますが、男性の場合少し違和感を覚えるかもしれません。
僕も慣れるまで時間がかかりましたが、これは仕方ありません。慣れましょう。
大学名・学部名は正式名称を使う
あと基本的には大学名・学部名は正式名称を使ってください。最近はとても長い名前を使っている大学もありますが、その場合も必ず正式名称で。
この理由としては、正式名称は履歴書と確認するために必要だから。
自己紹介をする目的は、学生のアピールとともに企業側が学生の識別をするためです。
面接官は自己紹介を聞きながら履歴書を確認することも多いので、必ず正式名称で話すようにしておきましょう。
名前もフルネームで伝える
同じ理由で、名前もフルネームで話すのがおすすめ。
もちろん苗字だけでもいいんですが、グループ面接では同じ苗字の人が複数いる可能性もあります。
他の人と間違えられないためにも、フルネームの方が適切だと思いますよ!
②大学では〜〜を研究するゼミナールに所属しています。[研究分野について少し話す]
次に大学の専門分野に少し触れましょう。
そこまで高度な内容は求められていないので、一般人向けに簡単に説明する程度で大丈夫です。
面接官は専門用語に詳しくないことがほとんどなので、できる限り噛み砕いた文章を作るのがおすすめですよ。
ちなみにゼミの正式名称はゼミナールなので、話すときはゼミナールで統一しておきましょう。
もしゼミに入っていないという人は学部で力を入れた科目について話せば大丈夫です。
勉強に力を入れていなかった人はどうすればいい?
ただ、もしかしたら
勉強なんて力を入れてなかったよ…
と言う人もいるかもしれません。
そういう人におすすめなのは、自分がその学部を選んだ理由と絡めて「講義を一つ」紹介すること。
例えば、僕は法学部なので、
私が法学部を選んだ理由は「会社法」を学んでみたいと考えたからです。
大学に入学して、実際に学び始めると〇〇な点に興味を覚えました。
みたいな感じで話せますね。
会社の事業に関係がある必要はない
一つ注意すべきは、自己紹介で話す内容はそこまで会社と関係なくても構わないということ。
あくまでも自己紹介は「面接官に自分のことを知ってもらう時間」だと考えて話すのがおすすめです。
それに、もし「それでも勉強については話せない…」という方がいたら、それでも問題はありません。
サークルやアルバイトにかける時間を伸ばせばいいだけなので特に支障はないですよ。
ただ、「学部を選んだ理由」や「大学の学問」についての質問は頻出なので、たとえ自己紹介で話せなくてもしっかりと回答できるようにするべきだとは思います。
③また学業以外では〜〜サークルに所属しています。[サークルについて少し話す(サークルの代わりにアルバイトに触れてもOK)]
サークルもしくはアルバイトのどちらか、力を入れた方を話します。
両方とも話してもOKですが、長くなってしまいがちなので片方だけに注力する方がおすすめです、
ちなみに「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」や「自己PR」で準備している方を選ぶと話しやすいと思いますよ。
自己紹介で話したことから面接官の深掘りはスタートするので、ガクチカや自己PRで話したい内容に関連する話題を選んだ方が楽だとぼくは考えています。
ガクチカ・自己PRと同じ内容を話す必要はない
ただ注意してほしいのは、サークルについて話すとしても、アルバイトについて話すとしても、ガクチカ・自己PRとまったく同じエピソードを話す必要はないということ。
例えばバンドサークルに所属していて、ガクチカでは「新歓活動に力を入れた」ことを話すとしましょう。
この場合には自己紹介で「新歓活動に力を入れた」というエピソードを話す必要はないし、むしろガクチカとは異なる「自分のギターへのこだわり」のようなエピソードを話すべきです。
これはなぜかと言うと、今回問われているのは「自己紹介」で、「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」ではないから。
問われていない内容について語るのは質問内容を理解していないことに他ならないので、自己紹介ではガクチカ・自己PRとは異なるエピソードを準備しましょう!
さっきの例(バンドサークル)を整理すれば
- ガクチカ:新歓活動に力を入れたエピソード
- 自己紹介:自分のギターへのこだわり
ということですね。
自己紹介で重要なのは「面接官に興味を持ってもらうこと」
僕は、自己紹介で重要なのは「面接官に興味を持ってもらうこと」だと考えています。
一日に何人も面接する学生のうちの一人ではなく、一人の人として見てもらうことがとても大切です。
そのためには面接官の印象に残る必要がありますよね。
とは言っても、突飛なことを言って「変な人だ」と思わせるのはNGです。
なので「面接官が質問をしたくなる話題を一つ入れること」が重要です。
この話題は人それぞれ異なるので、ぜひ考えてみてください!
④本日はどうぞよろしくお願いいたします。
ここまででだいたい55秒ぐらいなので、あとは締めの言葉を話すだけ。
「本日はどうぞよろしくお願いいたします」と言って自己紹介を終えましょう。
もし時間に余裕があるのであれば、志望理由を簡単に入れてもいいかもしれません。
例えば
御社の〜〜な点に魅力を感じ、選考に参加いたしました。
みたいな感じです。
自己紹介(20秒に短縮したバージョン)
先ほど解説したのは1分ほどの自己紹介だったので、時間的に長すぎる場合もあります。
例えば
簡単に自己紹介をしてください
と言われた場合は1分では長いので、内容を少し圧縮して20秒ほどにするのがおすすめです。
その場合はこんな感じ。
私、〇〇大学△△学部の□□と申します。
大学では〜〜を研究するゼミナールに所属しています。
また学業以外では〜〜サークルに所属しています。【サークルの代わりにアルバイトに触れてもOK】
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
「簡単に自己紹介をしてください」と言われたのに、長々と話しているのは指示を守れていないことに他ならないので、できるだけ簡潔に話すようにしましょう!
自己紹介を効率的に練習する方法
たぶん自己紹介は原稿を作る人が多いと思うのですが、下手をすると「台本を読んでいる感」が面接官に伝わってしまいます。
そうならないように、しっかりと練習する必要があります。
で、僕のおすすめの練習方法は、自己紹介を話しているところを「動画に撮って見直す」こと。動画として自分が話している姿を残して何度も見直すんです。
これは自己紹介に限らず、面接全般に使える練習方法なのでぜひやってみてほしいと思います。
録音だけではなく必ず動画を撮ること
あ、ちなみにですが録音ではなく、必ず動画を撮るようにしてください。
自分が写っている動画を見るのはかなり恥ずかしいですが、自己紹介のクオリティを上げるためには必要なので我慢しましょう…!
さて、いざ動画で自分の話し方を見てみると、自分の話し方の癖がすぐに分かると思います。
- 話している時にキョロキョロ目が動く
- 手の位置が常に移動している
「あーこれは直さなきゃ」と思う点が見つかったら、どんどん直して自己紹介のクオリティを上げていきましょう。
練習がそのままクオリティに直結するので、必ず練習しておきましょうね。
まとめ
①私、〇〇大学△△学部の□□と申します。
②大学では〜〜を研究するゼミナールに所属しています。
[研究分野について少し話す]
③また学業以外では〜〜サークルに所属しています。
[サークルについて少し話す(サークルの代わりにアルバイトに触れてもOK)]
④本日はどうぞよろしくお願いいたします。
私、〇〇大学△△学部の□□と申します。
大学では〜〜を研究するゼミナールに所属しています。
また学業以外では〜〜サークルに所属しています。【サークルの代わりにアルバイトに触れてもOK】
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
以上、「1分」と「20秒」の自己紹介フレームを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
基本的な「就活用語」についてはこちらの記事でまとめています。
あわせて参考にしていただければ!
自己紹介をしてください!